2度目の審査会 -橙帯編-

ぜひ一つ前の記事をお読みください(笑)
初めての審査会 -白帯編

人生から消してしまいたいほどの思い出。それがオレンジ帯→青帯への審査会でございます。

白帯から無事飛び級で9級へと上がり、3ヶ月後の審査会へ向けて稽古を積んでいました。覚えないといけない技や型も増えてますますやりがいを感じながらほぼ毎日のように道場通い。私は何か目の前に明確な目標を立ててそこへ向かって進むということが大好きなのだとこのあたりで気づきました。

前回の審査では飛び蹴りで大失敗をしたため次回は名誉挽回してやると意気込んでおりました。(なんの名誉もないのに!笑)

そして3ヶ月後…審査の日。
稽古もたくさんしてきたのでそれなりに自信を持って挑みました。

飛び蹴りもなんと一発オッケー👌で難なくクリア。ほんとよかったとまずひと安心です。型や基本、移動もいつも通りの動きはできたと思います。

最後は組み手です。まあ前回は一本勝ちしたし今回も楽しみだなーってバカみたいに軽く考えてました。。お相手は年上で帯も一つ上、ウエイト階級も上の方でした。組み手が始まってパンチをもらった瞬間に「…重い」と焦りました。当時私は45キロぐらいしかなくて、ヒョロのヒョロ。技術もなく、技を受けて返すなんてこともできなくてとにかく根性だけで「勝たなければ」の気持ちが先行して…

お相手のこめかみをパンチ(フック)で打ち抜きました…(顔面は反則です)

ほんとにごめんなさい…

審判にめっちゃ怒られて再開して


またフックで打ち抜きました…

オワタ🫡


あの時のことは鮮明に覚えています。
気持ちがとんでもなく焦っていてコントロールが効かなかったのです。人間ってこうなるんやって知りましたね。そんなこんなしてたら1分なんかすぐ終わって、ただ反則だけ繰り返しただけでした。
組み手の後にお相手の方に謝りましたが笑顔で「大丈夫です〜!!」と言ってくれました…
本っ当にごめんなさい。。

審査はひとまず終わって、結果は青帯(7級)で飛び級いただきましたが、後にも先にも審査でこれほど落ち込んだことはありません…。これもまた経験だったし、二度と繰り返すまいと「自己コントロール」することを学ぼうと心から誓いましたとさ。

おしまい…😭