緑帯(中級)の苦悩 -試合で勝てない時期-

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いよいよ中級へ -新たな挑戦-

無事、緑帯を締めさせていただくことになり、この頃には試合にも積極的に出場するようになっていました。

稽古でも指導補助をすることが増え、技のバリエーションも多くなり、組手の当たりも強くなる。
とんとん拍子で上がってきた私に撮って第一関門という感じの時期だったかと思います。
(いろんな人に聞くと緑帯あたりに厳しさを目の当たりにする方が多かったです)

その中で、私は「型」に魅力を感じ、メインに出場するのは型試合となっていきます。
当時、四国徳島で稽古をしていたのですが、四国は強豪ぞろいで非常にレベルが高い選手が多かったのです。
なので試合に出ても表彰されることはなく、最高でも4位とかでトロフィーはもらえません(出場者は10人ぐらい)。
その時に撮ってもらった写真を見ると非常に険しい顔をしているものばかりでした(笑)

当時、愛媛支部で素晴らしい型でいつも優勝している女性の先輩がいましたのです。私はとても憧れて、あんな型をしたいなっておもいながらも「絶対に勝ちたい」と常々思って稽古していました。会えばお声がけしてくれて、優しくてカッコよかったんです。